2次関数の標準形のつくりかた


例1を標準形(頂点の座標がわかる形)に直す

まず、変形したい式の下に次のような式を書きます。

そして、の中にどんな数を入れたら上の式の右辺とよく似た式になるかを

考えさせます。ここで、「よく似た式」とは、第2項まで全く同じ式という意味です。
ちょっと考えれば、の中に3を入れればよいと気がついてくれるでしょう。


ここで、下の式は常に成り立っているので、左辺どうし、右辺どうしで上から下を 引いた式をつくると、これは上の式と同値です。

移項すれば

これが標準形です。

例2



にはいる数は2



例3


を入れると第2項までは、上の式の符号を逆にしたものになる。


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